Pygletによる「手抜き」OpenGL入門

その昔、研究のためにコンピュータ・シミュレーションをよく行っていたので、計算過程や結果の可視化をどうするかあれこれ試している中で、 和歌山大学の床井浩平先生による GLUTによる『手抜き』OpenGL入門 に随分と助けられたものです。 その後、OpenGLのバージョンも上がり、よく使われる言語もCからPythonに変わってきたので、 これからOpenGLを使ったコンピュータ・グラフィックスに入門したい方に向けて、 簡単な導入編を書いてみることにしました。タイトルの「手抜き」は、床井先生へのオマージュのつもりです。

Matplotlib等を使って(静的な)グラフや図形がプロットできれば十分な方は、このページの内容はほとんど参考にならないでしょう。 一方、大量のデータ点をプロットしたり、図形をアニメーションで動かしたり、3次元プロットをぐりぐり回したりしたい方にとっては、役に立つ内容が含まれているはずです。

2024年夏 早川美徳

目次

サンプルコード集

「Pythonで学ぶコンピュテーショナル・シンキングとデータ科学」に掲載されているPygletのコードの例です。

本入門編のコードやデータは GitHubリポジトリ にまとめて置いてあります。

リンク