授業の設定
それぞれの授業、セミナ、研修ごとに、コースを設定し、コースごとに学習の管理を行います。 このページでは、ISTUのコース管理について、簡単に紹介します。
コンテンツは授業科目(コース)毎に管理されている
ISTUはLMS(Learning Management System)であると書きましたが、CMS(Course Management System)としても機能し、 一体正しい分類は何なのか、私にもよく分かりません。 ここで重要なのは、教材やレポートなどの一切は授業科目(コース)毎に管理されていることです。 そして、コース毎に受講者(学生)が割り当てられています。 ですので、コースが設定されていないと、何も始められません。
以前のコースの内容をそのまま使いますこともできます。 こちらを参照。
コースは、教務からの情報をもとにして、授業担当者毎にあらかじめ設定されるようになっています。 (ただし、新年度のはじめは、事務処理が間に合わずに、コースの登録が少し遅れる可能性があるかもしれません。) また、学生がウェブ履修登録を済ませると、当該のコースに、それらの学生の情報が反映されるようになっています。 万事がうまく運んでいれば、コースの登録については、教員は何もする必要はありません。
コースを自分で作成することもできる
新規の授業を立ち上げる準備をしたり、セミナーや研修などに使うため、ISTU上に教員が新たなコースを設けることもできます。 画面上段の「タスク選択▼」メニューで「科目・学習管理」を選択すると、「担当授業科目検索」の画面が現れます。
ボタンを押すと、新しいコースを作成するための画面に切り替わりますので、必要な項目を埋めて、 すれば完了です。 各項目についての詳しい説明は、画面の右上近くの ボタンを押すと表示されるようになっています。 このヘルプ機能は、ISTUの殆どの場面で参照することができます。
なお、すでに登録済みの担当授業のコースを、間違って削除してしまわないよう、くれぐれもご注意ください。 (削除したコースが後から復活できるものかどうか、私にはよくわかりません)。
コースを開く
あるいは、ショットカットとして、 ISTUのトップページの右下の一覧表(担当授業科目/コンテンツ編集)を直接クリックすると、 コースを開くことができます。
コースの準備が整ったところで、そのコースを選択します。 選択可能なコースは、「タスク選択▼」の「科目・学習管理」を選ぶと一覧表の形で現れます。 各コースの右端にある「操作」の列の
ボタンを押すと、コースの設定を後からでも変更することができます。 「授業科目名」の列の科目名をクリックすると、そのコースについての色々な操作をするための画面(「科目・学習管理」)に遷移します(下図):この画面に配置されたボタンを押すと、そのコースについて色々な操作をすることができます。 どんな機能があるのかは、ボタンの名前から容易に想像できるだろうと思います。 細かい使い方は後回しにして、まずは、最初に必要な受講者の登録を見てみましょう。
受講者を確認・登録する
通常の授業の場合、各コースには、ウェブ履修登録をした学生が自動的に登録されています(履修登録からコースへのエントリー までには、多少のタイムラグがあるかもしれません)。 登録済みの受講者の一覧は、コースを開いた状態で、
ボタン(左から5番目)を押すと、表になって出力されます。 人数の多いコースでは表が分割されて表示されますが、ページを行ったり来たりするのは面倒なので、 「表示件数」で「すべて」を選び すると、リストを一枚のページに収めることができます。受講者リストの表からID(学籍番号)をクリックすると、その受講者の学習状況が表示されます。 何も始まっていないコースでは、学生についての簡単な情報しか現れませんが、 教材を配布したり課題を出したりした後でここをチェックすると、教材をダウンロードしたかどうか、 課題の提出状況はどうか等、受講の状況を確認することができます。
コースに受講者を手動で追加することもできます。 受講者一覧の画面で、
ボタンを押すと(下図)学生を検索するためのウィンドウが開きます。 氏名、身分、所属などを選んで
ボタンを押すと、該当する者がリストされるので、 表の左列のチェックボックスを使ってコースに加えたい者(だけ)を選び、 ボタンを押します。 もしも間違って受講者を登録してしまった場合は、受講者一覧の表で、その方にチェックを入れてから、 ボタンを押します。その他、受講者の一覧をエクセルの表(CSV形式)としてダウンロードしたり、反対に、CSVを読み込んで一括登録する機能も備わっています。 一括登録の詳細についてはこちらをご覧ください。
学生の受講申請によって登録
デフォルトでは「受講申請」は「否」に設定されているようです。
コースへの登録は、受講者側からのアクションによって行うこともできます。 つまり、受講者が「科目検索/受講申請」の機能を使って、「受講申込」を行うパターンです。 ただし、この機能をオンにするには、あらかじめ、コースの設定画面(授業科目編集)の一番下の設定項目「受講申請」を「可」に 設定しておく必要があります。
受講申請を「可」に設定してあるコースについては、受講者側がその科目を検索して、受講申請することができます。 それを受けて、コースの管理者(先生)は受講の承認手続きを行います。 具体的には、コースの管理画面の別ページにまとめてみましたので参照ください。
を押して、受講者ごとに、コース履修の許可・不許可を選択します。 なお、そのコースの受講を許す構成員の範囲(身分や所属等)は、コースを開設する際に、「担当授業科目検索:授業科目編集」の画面の「対象者」と「公開範囲」で 設定しておかねばなりません。 より具体的な操作方法は複数の教員でコースを担当する
一つの科目を複数人で担当するのはよくあることです。 コースの管理画面の授業TAの登録も、この機能を使って行うことができます。 逆に、 ボタンで担当を外すこともできます。 が、そこから自分自身を削除したらどうなるのか、私は(ちょっと怖くて)まだ試していません。
ボタン(左から4番目)を押すと、少なくとも、自分自身が登録されているはずです。 を押すと、コースに受講者を追加するのと、基本的に同じ操作で、担当教員も追加することができます。 また、