新学期初めの授業への対応

コースの履修者情報は、学務情報システムを使った履修登録の期間が終了した後になって、はじめてISTUに反映されます。 つまり、履修登録完了前の授業(1回目や2回目)の段階で、ISTUの中の各コースの履修者は「空っぽ」の状態です。 そんな状態であっても、講義資料の配布を行うことは可能です。

以下では、「体験授業」の機能を使い、コースに学生を登録しないままで資料の配布を行う方法を紹介します。 手作業でコースに学生を登録する方法については、「ISTUのコースへの受講申請と許可」「CSVファイルによる受講者の一括登録」をご覧ください。

「学内公開用教材」に教材を登録する

「学内公開用教材」が設けられるようになったのは2014年の春からです。

配布資料などの教材は、「授業枠」(コンピュータ上の教材箱だと思ってください)毎に管理されています。 コースが作られた時点では、あらかじめ「科目共通教材」と「学内公開用教材」のふたつの教材箱が設けられています。 そして「学内公開用教材」のほうは、その授業に登録されていない学生でも、その中身を参照したりダウンロードしたりすることができます。 履修登録期間前に学生に資料配布などを行う場合は、この「学内公開用教材」を使うのがいちばん手軽です。

授業枠の設定項目の中で「非受講生への公開」を「可」にしておくと、「学内公開用教材」に限らず、 教材をコースに未登録の学生に対しても公開することができます。

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配布する教材(PDF資料等)の具体的な登録方法は、別のページにまとめてありますので、そちらをご覧ください。

なお、受講者はまだコースに登録されていない状態のため、レポートの提出など、双方的なやりとりが必要な機能を使うことはできません。 使えるのは「資料配布のみ」とご理解ください。

学生は「体験授業」として、コンテンツにアクセスする

学生が「学内公開用教材」にアクセスするには、以下の手順を踏みます。

このように、登録された教材は、コースの公開範囲に設定されているISTUのユーザー(場合によっては学生のみならず教職員も) であれば誰でも覗くことができますので、その点には注意が必要です。