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  アンモナイトの不思議な模様(2001・12・26)


バレンタインが近いある日、私と妻は行きつけ(?)のホームセンターの近くにある、仙台ではちょっと名の知れたケーキ屋に立ち寄りました。この冬は雪が多く、あたりは一面の雪景色。かろうじて除雪されている駐車場も路面は凍りついていて、歩くのも大変な状態でした。

その店には小さな喫茶コーナーが併設されていて、ショーケースに飾られているケーキをそこでいただくことができます。「おいしいねぇ〜」などと、ちょっと年寄りくさい会話を交わしながら紅茶を飲んでいるときに、妻の目にとまったのが右の写真の光景です。

外のウッドデッキには雪が降り積もっているのだけれど、照明のスポットライトがあたっている場所だけが雪解けしているのです。薄暮の中、この「小さな雪解け」がウッドデッキ上にライトアップされている様子は、ちょっといい「光」景でした。

(2001・2・21)


N階問題の顛末について (2000・12・28)


最近、東北大学のグループが岐阜県神岡町の山中にニュートリノの実験施設を建設していて、その関係(?)で飛騨方面に出かけてきました。その途中で、(高山祭りで有名な)高山に立ち寄り、高校生の頃に歩いた道をン十年ぶりに散歩してみました。

右のどこにでもありそうな坂道の向こう側に、私が住んでいた下宿があります。実家の近くには通える高校が無かったので、三年間を下宿で過ごしたのです。

「あそこは今はどうなってるんだろう・・」という風に、心のどこかにちょっと引っかかっている風景ってありませんか? で、実際に現場に足を運んでみてほとんど確実に思うのは 「この場所ってこんなに小さかった(狭かった)っけ?」 ということです。

友人の親戚の自転車屋から500円で譲ってもらった(リムのちょっとゆがんだ)自転車をこいで汗をかきながら登った坂道は、久しぶりに歩いてみると、あっという間に上りきることができました。

(2000・10・11)


この部屋は南向きで日当たりが良いのはありがたいのですが、梅雨明けと同時にエアコンが故障してしまい、パソコン類の発する熱とも相まって、我慢ならないくらいの暑さになりました。

そこで、近所の学生が気を利かせて持ってきてくれたのが左の扇風機です。ところが、この扇風機はかなり厳しく(?)扱われていたらしく、モーター部分のカバー(プラスチック製)が大きく割れているではありませんか。

そのままでも動くことは動くのだけれど、もしもに備えて透明テープで張り合わせておきました。

その割れ目をよく観察すると(枠内)、ちょっと面白いことに気がつきます。おそらく亀裂は、扇風機の「後頭部」から頭頂部脇を抜け、前頭部に至ったものと推定されますが、進行の過程でかなり綺麗に振動(蛇行)していることと、その振幅がいわゆる指数関数的に増大している様子までうかがえるのです。言い換えると、こうした割れ目は「でたらめ」に生じているという印象が強いけれども、実は簡単な力学に従っている場合もありそうだということです。


何故、こんな風に亀裂が蛇行するのか・・・ こんなこともわたしの研究上の興味のひとつだったりします。

(2000・8・2)


私は岐阜県の飛騨地方、しかもただでさえ山ばかりの飛騨地方の中でも一等級の山深い場所に生まれました。
昔は、冬に病人が出ると、村人たちが病人をそりに乗せ、険しい峠を越えて、となり町まで運んだという話です。となりと言っても、もっとも近い「市」である高山市までは40KM以上ありますが。
右の人形は「さるぼぼ」と言って、飛騨の民芸品のひとつです。土産屋に行くと必ず置いてあって、干し柿のように、これを沢山繋いでつるしてあったりします。

おそらく、雪に閉ざされた農閑期に、農家の人々が古いハギレなどで作った人形が元になっているのでしょうが、詳しい起源などはよく知りません。「ぼぼ」というのは赤ん坊のことです。

このさるぼぼには顔がありません。原田泰治の絵のようです。顔のないことで、どこか懐かしいような「民芸的」な雰囲気がかもし出されている点は、原田の絵とどこか共通点があるのかもしれません。





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