(撮影 M. H. )
豪雪地帯の峠を越え、最上川に沿って日本海側に出る。 吹きつける西よりの強風で、積もった雪が舞い上がり、視界をさえぎる。 突然10m先も見えなくなることもある。 この辺りは地吹雪の名所らしい。 道が広くなったところでゆっくりと車を左に寄せて、助手席の妻が最上川のあちら側に見える風力発電の風車にカメラを向けた。
こんな強風の中にあっても、風車の回転はとてもゆっくりとしていた。
* 偶然にも、この風力発電所の物語が、2002年2月19日のプロジェクトXで取り上げられました。