研究室の学生達を自宅に招いた。 庭に積もった雪を見て、早速彼らは雪だるまを作り始めた。 どこから見つけたのか、妻が土いじりに使っている手袋と枯れ枝で 雪だるまには手も付けられていた。
暖かい日が続いて、雪だるまは見る見るうちに小さくなり、とうとうほんの少しの胴体と両手だけになってしまった。 最初 大きく開いていたその両手は、不思議なことに、芝の上で行儀良く揃えられていた。
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