しばらく前までは仙台市中心部にほど近いキャンパスに通っていた。街中なのでお昼ご飯の選択肢が広く、気さえ向けばあちこち探訪してみたりできる。 これはその中でも定番中の定番のお店のネギトロ丼で、充実した内容にもかかわらず安かった。 ご主人によれば商売度外視なのだそうだ。 これは、そのご主人*に許可を得て撮影したもの(本物はもっと美味しそうな色あいをしています)。
現在通っている青葉山キャンパスは、その名のとおり青葉山という山の上にあって、周りに商店街などは全くない。 昼食の主な選択肢は、(1)生協のカフェテリア (2)生協カフェテリアの麺コーナー (3)生協の喫茶店 (4)生協の喫茶店が店頭販売している弁当 (5)生協購買部の弁当 (6) 生協購買部のカップ麺類 ・・・ と、一見多彩ではあるけれども、内容的にはちょっとカナシイ。 最もカナシイのは、生協がたまたま休みで、仕方なく外の自販機でカップラーメンを買って部屋ですするケース。
けれども、食事の内容よりもむしろ気になるのは、食事の間もずーっと大学の「内部」に居続けるという感覚のほうだ。 なんだか入院患者が病院の食堂で食べているような・・・。 天気の良い日は、上記(4)または(5)の弁当を買い、学生達と近くの植物園のベンチまで歩いて、そこでお昼にする。 遠くに仙台市街を見ながら、緑の中で食べる生協弁当は結構な味だ。
*先日,このお店のご主人が亡くなられた。 短気でおっかなくて,そのくせとても親切な方で,僕を含め,研究室の皆にとてもよくしていただいた。 ご冥福をお祈りいたします。