貯水池

11月の終わりだというのに、半そでに短パンでも大丈夫なくらい暖かい。 そんな週末、同じ部屋で働いている研究員の一家と、町の周りの名所をドライブしてまわった。

最初に向かった「湖」は、地図でよく見ると貯水池と書いてあった。 人工の池と判ったとたんに何となく有り難味が半減するのは不思議なものだけれど、日本の観光地のように天然の湖畔をあれこれ「整備」してあるのに較べると、こちらのほうがよほど自然を楽しむことができる。

少し大きめのどんぐりを見つけ、散歩の最中に手の中で転がして遊ぶ。 持ち帰ろうかと少し考えたが、倒木の下にそっと戻して、車に向かった。


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