今はもう仕事が忙しくてそれどころではなくなってしまったけれど、しばらく前は妻と僕はよく庭いじりをしていた。これは ひつじぐさ というのだそうだ。40cmくらいの焼き物の器に水を張って、その中に鉢を沈めた格好になっている。 雨が降って水位が上がっても、いい天気が続いて水位が下がっても、いつもそれなりに浮かんでいられる。茎は水位の変化を見越して、すこし長めになっているみたいだ。
数年前にデジカメ(SANYO DSC-X100)を買ったとき、花を見かけるとよく撮っていたものだ。パンフォーカスのカメラだけれど、接写モードは付いていて、15cmくらいまでだったら近寄って撮ることができる。でも、花の部分だけをクロースアップすると、バランスが悪く、なんだかつまらない絵になってしまう。
それに比べ、このひつじぐさは、水面上に配置しているものだから、平面のフィルム(CCD)への収まりがよろしいようだ。