情報基礎A(2013年度)プログラミング編
このページは、情報基礎A 「アカデミックスキル:コンピュータサイエンスによる論理的思考と問題解決」について 学ぶことを目的として開設しています。内容は随時更新されますのでご注意ください。
追加の配布資料(もしあれば)やレポート課題などについては、ISTUシステムの「情報基礎A」を参照すること。
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授業中、よくわからない点などがあったら、教員やTAに尋ねることはもちろん、 授業アンケート に書き込んで、教員にフィードバックしてください。 不適切な書き込みをした者に対しては厳重に対処しますので、くれぐれもご注意ください。
情報基礎A・2回目レポート課題
DAY 5 / July 10, 2013
目標=自己チェック項目
- カメ(オブジェクト)の「気持ち」になって、描画のプロセスを抽象化し、記述することができるか
- 選択処理、反復など、これまで学んだ要素を組み合わせて、プログラムの流れを制御することができるか
- 関数の定義の仕方のパターンと動作をイメージできるか
参照する教材
- レポート課題に向けての準備編
- 補助教材:亀場でプログラミング・イントロ
- 補助教材:タートルグラフィックス
- 補助教材:亀場操作マニュアル
- 参考:C言語の関数(基本編)
この授業での成果物
- サンプルプログラムを使って、亀場の動作を確認する
- 正三角形を描くプログラムを作成する
- 関数と反復処理を組み合わせて、四角形を並べて描画するプログラムを作成する(確認課題:ISTUで提出)
- 「学生の授業への意識についての調査」(ISTU)
教材や資料
- 情報基礎のためのC言語入門(2013年度版)(ウェブ教材)
- 亀場でプログラミング(補助教材)
- 情報基礎A講義ノート(PDF)
- Linuxコマンドの使い方(PDF)
- エディタKWriteの使い方(PDF)
- 情報教育システムの使い方
終了分の内容
DAY 1 / June 12, 2013
目標=自己チェック項目
- UNIXコマンドを使って、ファイルやディレクトリの基本的な操作ができるか
- C言語のプログラム開発において、編集(エディット)、コンパイル、実行の各ステップで、コンピュータの内部でどのような動作が行われているか、イメージすることができるか。具体的に、エディター、コンパイラーをどのように操作すればよいか。
- Cのソースプログラムを記述する際の基本的な作法や、プログラムの定型を、述べられるか
printf( )
関数を使って、コンソールに所望の文字列を出力するプログラムを書けるか
参照する教材
この授業の成果物
- 西暦の日付から曜日を算出するCプログラムをコンパイルし、実行ファイルを生成する。その実行ファイルに、好きな名前を付けてみる。
- Cプログラミングの演習用のフォルダー(ディレクトリ)を各自で準備する
- 画面に「花文字のC」あるいは「グラフィック文字」を表示するCプログラムを作成する(授業中にISTUで提出)
DAY 2 / June 19, 2013
目標=自己チェック項目
- 変数の考え方(変数宣言、変数の名前、変数の値とその変化)をイメージできるか
- 計算式の記述方法、および計算結果の変数への代入操作をどのように行うか
- キーボードから変数に値をセットするには、どのようにすればよいか(scanf文の使い方)
- 変数の値(状態)を端末に出力するには、どのようにすればよいか(printf文の使い方)
- 平方根などの数学関数を、プログラムの中でどのように記述すればよいか
参照する教材
- ステップ2:プログラムの基本形と入出力(「3.変数を使った式の計算」から)
この授業での成果物
- 変数と式の計算・代入操作の確認テスト(ISTU)を行う(授業中)
- 「べき乗の計算」プログラムを作成する
- ヘロンの公式を使って三角形の面積を求めるCプログラムを完成させ、授業時間中にISTUで提出する。
(「亀場で練習:三角形の描画」のほうを提出しても良い。)
DAY 3 / June 26, 2013
目標=自己チェック項目
- 分岐のある処理の流れをイメージし、それをif文の二つの定型パターンに当てはめて考えることができるか
- 分岐の条件を、式や変数を使ってどのように表現すればよいか。条件式を具体的に記述できるか
- if文を組み合わせて、より複雑な分岐構造を表現できるか
- 込み入った条件式(AかつB、AまたはB、〜でない、等)を記述できるか
参照する教材
この授業での成果物
- 「虚数解にも対応できるプログラム」を作成する
- 「条件分岐の確認テスト」(ISTU)を行う(授業中)
- 「三角形の面積計算(チェック付き)」プログラムを作成する
- 「うるう年の判定」プログラムを完成させ、授業時間中にISTUで提出する
- 代わりに、「亀場で練習:三角形の描画(チェック機能付き)」を提出してもよい
DAY 4 / July 3, 2013
目標=自己チェック項目
- 変数をうまく使いながら、反復によって計算が進行する過程をイメージできるか
- for文の基本パターンと、反復処理の「ながれ」を対応づけられるか
- 色々なバリエーションの「総和」をプログラム化できるか
- 多重ループでの変数の変化の仕方をイメージできるか
参照する教材
- ステップ4:反復処理
- ステップ5:多重ループ(「1. 多重ループ構造を持つプログラムの基本動作」まで)
- 補助教材:タートルグラフィックス
この授業での成果物
- 「奇数の和と階乗」の計算プログラムを、それぞれ作成する
- ISTU上で、「反復処理の確認テスト」を行う
- 「ゼータ関数」のプログラムを作成する
- 「頂点が下向きの三角形」のプログラムを完成させ、ISTUで提出する(授業時間内に)
- 「亀場で練習:正6角形の繰り返し」を代わりに提出してもよい。